泉北7000系電車
豪華仕様通勤車
平日朝に2本のみの10連区急運用に就く7000系。(天下茶屋駅 撮影:ムーチョ) ・最高速度 120km/h 7000系は100系の置き換えを目的とし、1996年に登場した通勤型電車。1995年に南海が関西空港開業に備えて車両限界を大きくしたため、泉北でもこの7000系から車体寸法を拡大し、裾絞りのある車体になった。 IGBT-VVVF制御を採用(この時期でのIGBT素子の採用はかなり早いといえる)、併結運用もあることから、両開きプラグドアの貫通扉を使用した前面貫通型となり、6連から10連まで自在に編成を組む。 丸みを帯びたデザインとなり、それまでの5000系とは大きく違った印象を与えるのだが、車内は5000系とほぼ同じ(網棚がパイプになり、スタンションポールが設置された程度の差異しかない)であり、そこそこ無難にまとめ上げた電車だ。ただ走行音は非常に静かだ。 後継の7020系の登場により3000系が減った事もあってか、昼間の泉北車使用の列車はこの7000系か7020系を見かける機会が格段に増えた。 ・7501F#7001(準急 なんば行き) 堺東〜新今宮 (9min53sec 8.0MB)
●基本データ
・運用線区・・・・・・泉北高速線・南海高野線(なんば〜中百舌鳥)
●走行音
…ものすごく静かに走ります。IGBT制御であることもさることながら、車体の静粛性自体もなかなかのものです。
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