南海6300系電車

6100系台車更新車

6200系

6300系最終編成である6314F。パッと見た感じでは6100系時代と大きな変化はない。(住吉東〜沢ノ町駅 撮影:ムーチョ)

●基本データ

・最高速度 120km/h
・運用線区・・・・・・高野線(なんば〜橋本)・泉北高速線

1996年に登場した通勤型電車。21m車のため、高野線橋本以北と泉北線のみでの運用に限定される。

6100系に装備されていたパイオニアV台車は、高速域での乗り心地が悪く、ミンデン台車を装備していた6000系や6200系との併結も不可能であったことから、更新工事とともに台車高間を行うことを決定した。この台車交換によって生まれたのがこの6300けいだ。96年登場はあるのだが、実際には6100系の更新車ということができる。

新しく装備された台車は、南海線で廃車となった7100系1次車や泉北高速鉄道で廃車となった100系・3000系から流用されたものがほとんどだが、一部新製された台車もある。

台車交換によって乗り心地とともに最高速度も20km/hアップしたほか、晴れて6000系・6200系とも併結が可能になった。

 2010年の6107F→6314Fの更新によって6100系全車の6300系化は終了し、6100系は形式消滅となった。

●走行音

・6314#6314(各停 なんば行き) 北野田〜中百舌鳥 (7min51sec 6.3MB)
…他の6000系列や南海線の7000系列と同じ走行音です。この辺りは駅間も比較的長いため、各停でもそこそこの高速走行が楽しめます。


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