近鉄7020系電車

一応「シリーズ21」 

7020系

7000系の後継にあたる車両だが、パッと見ただけではそこまで変わらない。(九条駅 撮影:ムーチョ)

●基本データ

・最高速度 95km/h
・運用線区・・・・けいはんな銭・大阪市営地下鉄中央線

7020系は2004年に登場した通勤型電車。2年後に迫ったけいはん線の生駒〜学研奈良登美ヶ丘開業と、それにともなう7000系の更新予備車とするために製造された。6連4本が在籍し、電算記号は引き続きHL。

他の車両とはかなり趣を異にするものの。一応「シリーズ21」の一員であり、同時期には9820系が製造されていた。

7000系と比べた相違点は、主に制御装置がIGBT-VVVF制御に変更されたこと、側面窓が上下2段になったこと、方向幕がLED化されたことであるが、この電車の製造後に7000系に更新工事が行われてこの相違はほとんどなくなった。現在は制御装置の相違とワイパー取り付け位置(7020系の方が低い)程度しか区別するポイントがない。

7000系や大阪市交通局の20系・24系ともども、95km/hというのは日本の第三軌条式集電の鉄道路線の中では最高速度である。


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