近鉄3220系電車

「シリーズ21」の皮切り。「貴重な」通常塗装 

3220系京都・奈良ラッピング編成

なんと通常塗装車がいないという変り種電車。(河内小阪駅 撮影:ムーチョ)

●基本データ

・最高速度 110km/h
・運用線区・・・・奈良線・京都線・橿原線・天理線・京都市営地下鉄烏丸線

3220系は2000年に登場した通勤型電車。3000系の後継として製造された。6連3本が在籍し、電算記号はKL。この後いくつかの形式が誕生することになる「シリーズ21」のなかで最も早く製造された車両である。

3200系と同じく、他の車両との併結運転を想定していないため、電気連結器が省略されている。

3本の内、3722F・3723Fは京都・奈良をPRするラッピング編成となっていて、3721Fのみが長らく通常塗装を保っていた・・・のだが、2009年に3721Fにもラッピングが施され、通常塗装編成がなくなった。

3200系とは共通運用であり、地下鉄直通運用のほか、奈良線・橿原線・天理線・京都線竹田以北にも乗り入れる。終日近鉄線内で完結してしまう運用もあるほか、車両の走行距離精算のため、地下鉄線内の折り返し列車に充当されることも多い。


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