近鉄１８４００系電車
現在は団体専用車に
現存する唯一のストレート車体特急車だ。（河内山本駅 撮影：ムーチョ） ・最高速度 １２０ｋｍ／ｈ １８４００系は１９６９年に登場した特急型電車。京都線・橿原線の車両限界が他線に比べて小さかったため、裾絞り車体ではなくストレート車体で製造された。２連１本が在籍し、電算記号はＰＫ。 １２０００系の小さいバージョンという考えでいいのだが、京都線・橿原線の車両限界拡大工事が完了するとその車体の小ささがかえって仇となり、１９９６年に全車が特急運用から離脱、第９編成のみが「あおぞらⅡ」として団体専用車に改造された。 白と青への塗装変更や方向幕、特急シンボルマークの撤去など、外観は大きく変わっているものの内装は特急時代と大差ない。また、この際電算記号がＫからＰＫに変更され、ＰＫ０９編成となった。 現存する唯一のストレート車体の特急車である。
●基本データ
・運用線区・・・・奈良線・京都線・橿原線・大阪線・名古屋線・山田線・鳥羽線・志摩線・湯の山線
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