阪急7000系電車

普通から特急までこなす神宝線の最多勢力 

阪急7000系

神宝線で最も目にする機会の多い電車。(西宮北口駅 撮影:ムーチョ)

●基本データ

・最高速度・・・・・・115km/h
・運用線区・・・・・・神戸線・宝塚線・今津線(宝塚〜西宮北口)・京都線・嵐山線・神戸高速鉄道東西線(三宮〜新開地)
           能勢電鉄本線(川西能勢口〜山下)・能勢電鉄日生線
・元運用線区・・・・神戸高速鉄道東西線(新開地〜西代)・山陽電鉄本線(西代〜須磨浦公園)

7000系は1980年に登場した通勤型電車。

界磁チョッパ制御装置を搭載し、後に阪急の通例となる両端2両ずつの電動車が中間4両の付随車を挟む組成が採用された。6000系とほぼ同じ車体であるが、製造後期から運転席直後に窓が増設された。

115km/h運転に対応していることから神戸線・宝塚線・今津北線で普通から特急まで幅広く運用される。

2連・8連・6連が在籍し、2連は増結用として、8連は神戸線で、6連は今津北線で運用されるほか、7000系・8000系2連を増結して8連で運用される。6連のうち、7017Fと7023Fは2009年以降毎年春と秋に運転されている嵐山直通臨時特急使用編成に指定されており、宝塚・高速神戸から十三の引上線で折り返して京都線に直通して嵐山線に直通する。

1998年からリニューアル工事が行われ、客用ドア窓が天地方向に拡大LEDによる車内案内装置の設置やドアチャイムの増設などが行われ、さらに2009年の7007F、2010年の7008Fには前面形状の変更や方向幕のフルカラーLED化、車内案内装置のLCD化などを伴った大規模な更新工事が行われたが、2011年の7009Fは再びおとなしめの工事内容にとどまっている。

阪急7000系リニューアル車

大規模な更新工事が行われた7007F。この形態の7000系は7007F・7008Fの2本にとどまっている。(梅田駅 撮影:ムーチョ)


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