阪急6000系電車

神宝線共通車両として登場するが結局ほとんどの車両が宝塚線に集約されることに 

阪急6000系

神宝線共通仕様として登場した6000系だが、結果としてほとんどの車両が宝塚線と支線区に集約されることになった。
(川西能勢口〜雲雀丘花屋敷 撮影:ムーチョ)

●基本データ

・最高速度・・・・・・110km/h
・運用線区・・・・・・神戸線・宝塚線・今津線・甲陽線・神戸高速鉄道東西線(三宮〜新開地)
・元運用線区・・・・神戸高速鉄道東西線(新開地〜西代)・山陽電鉄本線(西代〜須磨浦公園)

6300系は1975年に登場した通勤型電車。5100系の電装品に2200系(試作車・現在は全車が6000系または7000系に改番)の車体を載せた車両で、半球で初めてワンハンドルマスコンを本格採用した車両である。

神戸線・宝塚線の共通仕様車として、宝塚線には8連固定編成が、神戸線には6連までしか入れない山陽電鉄との乗り入れを考慮して6+2連が投入された。

1998年に山陽電鉄乗り入れが廃止されると6連に中間T車を2両挿入して8連固定としたうえで宝塚線に転属、2連にも中間T車を挿入したうえで今津南線・甲陽線のワンマン運用に転用された。そのほか、2200系からの編入の流れにあいまって編成をばらされ、7000系に組み込まれた車両も存在する。

3000系列に続き更新工事が行われたが、更新工事施工車は6007Fと6015Fの2本にとどまっている。

現在は神戸線に増結2連が1本、今津南線・甲陽線用に3連5本、今津北線用に6連1本が在籍するが、他は全て8連固定編成とされたうえで宝塚線に在籍し、在籍数の多さから宝塚線では最も目にする機会が多い車両である。


・阪急電鉄車両図鑑トップページ 
・鉄道車両図鑑トップページ    
・Hanwa Network Stationトップページ

inserted by FC2 system