E751系特急型電車

たらい回し 

E751系

E751系。2011年以降、編成が6連から4連に短縮されている。(青森駅 撮影:ムーチョ)

●基本データ
・最高速度・・・・130km/h
・運用線区・・・・奥羽本線
・元運用線区・・東北本線・津軽線

1999年に登場した特急型電車。485系によって盛岡〜青森・函館で運転されていた特急「はつかり」のうち、盛岡〜青森の列車を置き換えるために製造された。当初は6連3本が製造されて「スーパーはつかり」として盛岡〜青森で運用。

2002年に東北新幹線が八戸まで開業して「はつかり」が廃止されると、八戸〜弘前の特急「つがる」に転用、また間合いで津軽線蟹田までの普通列車にも運用されるようになる。

2010年に東北新幹線が新青森まで開業すると「つがる」は青森〜秋田での運転となる。この時に同区間を485系で運転していた「かもしか」「いなほ」を吸収する形となった。東北新幹線新青森開業の2010年12月改正では一旦全編成が運用を離脱した(一時的に「つがる」は全列車485系となった)のち6連から4連に短縮されたうえで復帰した。この時抜かれた中間車は青森車両センターに留置され、多客時には6連に戻して運用される。

現在はうち青森型先頭の半分がグリーン車で、その他3.5両が普通車の4連を組成している。E653系に準じた車体・機器配置であり、座席もE653系と共通品である。青函トンネル走行に必要なATCは準備工事にとどまっていることから海峡線への入線はできない。

前面中央、前照灯下の白い部分のロゴは列車愛称の変遷にともなって書き換えられており、登場当初は「SUPER HATSUKARI」であったが2002年に「TSUGARU」に修正されている。夜間はバックライトが点灯するのだが文字が白いところに白いバックライトが点灯するので正直見えない。


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