E531系近郊型電車

つくばエクスプレス対策で登場。すごく速く走ルンです。

E531系

普通列車の130km/h運転は日本では関西の新快速とこの電車のみが実現している。(上野駅 撮影:ムーチョ)

●基本データ
・最高速度・・・・130km/h
・運用線区・・・・常磐線・水戸線           

2005年に登場した近郊型電車。E217系以降定番となった4ドアロングシートの近郊型電車だ。一般的な通勤型電車との違いは編成中2両連結するセミクロスシート車やグリーン車の有無程度で、ほとんど通勤型電車といっても差し支えない。

常磐線取手以北に直通するため交直流電車となり、また踏切事故にてE231系の前照灯や尾灯が大破したことから、それまで腰部にあった灯火類が上に上げられたため、車体下部に装飾類がなくなり、「のっぺらぼう」と呼ばれることもある。

常磐線上野口から取手以北へ直通する中距離列車(通称:中電)向きに製造され、415系・E501系を置き換えた。また、常磐線中電がE531系に統一された2007年からは特別快速の運転を開始、 最高速度130km/h運転を行い、並行するつくばエクスプレスに対抗する。

このE531系の増備によって、E501系は常磐線土浦以北に閉じ込め、415系は鋼製車が全廃、ステンレス車体の  1500番台も同じく土浦以北と水戸線に残るのみとなり、上野口の中電はこのE531系に統一された。

また、常磐線では初めて編成中間に2階建てグリーン車を連結している。このグリーン車は製造当初は連結されていなかったものの、2007年になって後付けで製造、連結された。余談だがまだグリーン車の連結されている編成といない編成が混在していた頃は、グリーン車も普通車扱いとされ、無料で開放されていた。


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