E127系近郊型電車
本家は新潟、派生は長野。数も線区も影の薄い電車?
E127系新潟地区仕様。越後線での運用が主であり、信越本線にはあまり顔を出さない。(新潟駅 撮影:ムーチョ) 1995年に登場した近郊型電車。急行列車の衰退と共に余剰となっていた165系急行型電車を使用していた新潟地区・長野地区の普通列車に投入され、同系列を置き換えた。 0番台は、兄貴分である東北地区の701系をベースにしたデザインだが、前面は少し凝ったものになっている。主に越後線にて運用され、信越本線にはあまり顔を出さず、信越本線内も長岡以北のみの運用である。下り「ムーンライトえちご」に接続する有名な村上行きもこの電車が使用される。 2連13本のみの製造に留まり、115系と比べるとやはり影が薄い。 一方、1998年には松本地区に100番台が投入される。経費削減のためか前面デザインは701系と同じ簡素なものになり、座席配置はボックスシート・ロングシート混合の変則的なものになっている。クロスシートに座ってみたのだが、この場合ロングシートに座る乗客に横顔を見つめられる恰好になり、どうも落ち着かない。 0番台・100番台ともにJRでは採用例のない東洋電機製のGTO-VVVF制御を採用している。 ? 大糸線の100番台。前面デザインが ・クモハE127-101(普通 南小谷行き) 簗場(やなば)〜神代 (12min44sec 4.6MB)
●基本データ
・最高速度・・・・110km/h
・運用線区・・・・信越本線・越後線・羽越本線・白新線・大糸線・中央本線・篠ノ井線
やっつけ仕事簡素なものになっている。(松本駅 撮影:ムーチョ)
●走行音
…これはいい東洋電機。途中、冬季のみ開業の臨時駅「ヤナバスキー場前」に停車します。
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