6000系近郊型電車
211系フェイスの最終形態
この期に及んでこのデザインが採用され続けているということは、それだけクオリティが高かったことを示している。(宇多津駅 撮影:ムーチョ) 1995年に松山地区の電化に伴って登場した近郊型電車。 どうも見覚えのあるデザイン・・・。そう、211系と同じだ。 111系の置き換え目的で製造された。先代となる7000系から見れば、車体はデザインも雰囲気も大きく変わっている子とは明白だが、経費削減の観点から新機軸の採用は最小限に留められ、足回りも走行性能も基本的に7000系と同等である。 そこそこがんばって安く上げた新車だったのだが、やはりJR四国の経営状態では増備は進まず、結局3連2本のみで製造終了となり、111系の本格淘汰はJR東日本から譲渡された113系によって行われることとなる。 先に登場していた7000系との併結も可能であり、6000系3連+7100形の4連といった奇妙な編成が組まれることもある。この場合、M車は6000系の1両のみであり、1M3Tという運転士泣かせの編成が出来上がる。(無理にM車の比率を下げると空転滑走しやすくなる)
●基本データ
・最高速度・・・・110km/h
・運用線区・・・・予讃線・土讃線
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