285系特急型電車

583系以来31年ぶりの電車寝台特急、そしておそらく最後の電車寝台特急 

285系

それまで夜をイメージした塗装だった寝台特急だが、こちらは夜明けをイメージした塗装。(今宮駅 撮影:ムーチョ)

●基本データ
・最高速度 130km/h
・運用線区・・・・東海道本線・山陽本線・瀬戸大橋線・予讃線・伯備線・山陰本線

1998年に登場した特急型電車。583系以来実に31年ぶりの電車寝台特急だ。それまでの寝台特急が世間から広く「ブルートレイン」と呼ばれている夜をイメージした塗装であったのに対し、この285系では夜明けをイメージしたベージュと赤の塗装になった。このため、285系として「サンライズエクスプレス」という愛称がつけられた。

7連5本が在籍しており、東京〜出雲市を伯備線経由で結ぶ「サンライズ出雲」と東京〜高松の「サンライズ瀬戸」にて運用されている。この「〜出雲」と「〜瀬戸」は東京〜岡山で併結運転を行い、岡山で分割される。多客期には「〜瀬戸」は高松で折り返して松山まで延長運転される。

5本のうち3本はJR西日本の後藤総合車両所、2本はJR東海の大垣電車区に所属(3000番台を名乗る)しているが、両者は共通運用されており、東海車も後藤を拠点に運用されており、検査等もJR西日本に委託されているため、大垣電車区に入庫することはない。

常に1本が予備車となるが、この1本は多客期に臨時列車として東京〜広島の「サンライズゆめ」に充当されることがある。ただし「〜ゆめ」は2008年以降設定がない。


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